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映画『恋愛だけじゃダメかしら?』 [▽▲▽映画・ドラマ▲▽▲]


恋愛だけじゃダメかしら? [DVD]

恋愛だけじゃダメかしら? [DVD]

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD


総合評価:★★★☆☆

誰だ、この邦題つけたヤツ!
責任者出てこい!…な、まったく内容とは関係ないタイトル。
配給会社の悪意を感じるひどい邦題。
何でもかんでも軽いタッチのオシャレな恋愛映画に
しようとするのってどうなの?
この映画の作者がこのタイトル聞いたらガッカリすると思う。

原作はどうも「ニューヨーク・タイムズ」のベストセラーになった
妊娠指南書みたい。

すべてがわかる妊娠と出産の本

すべてがわかる妊娠と出産の本

  • 作者: ハイディ マーコフ
  • 出版社/メーカー: アスペクト
  • 発売日: 2004/10/15
  • メディア: 単行本


コレがどうも元になってて、これに脚色を加えた映画なんだって。
その通りで、
35歳過ぎての高齢出産
夫がどう見ても還暦すぎている若妻の初出産
不妊治療を経て結婚2年目でようやく授かった出産
妊娠を諦めてアフリカから養子を迎える決意をしたカップル
高校時代の元彼と軽い気持ちで妊娠してしまった女の子

合計5組のカップルと、その友人たちの子育てが
リアルにそして、コメディタッチで描かれた内容で
それぞれの出産やそれぞれの家族に向き合っている内容で
いいな~と思うのが、男性が蚊帳の外ではなく
ちゃんと育児や出産に向き合っていて、
日本の「女は家事と育児でもしてろ」な空気が
一切ない事かな。

日本だと出産経験なくても、子供は女が見るモノ!という
おかしな空気があるものですが、
それが一切なくて、男性もしっかりと
子育てに参加してて責任を持っているのがスゴイ(*´艸`*)

以前、ラジオで聞いたのですが、
そもそもね、日本がその風習だったのって、
それこそ家がお金持ちである事が前提で、
子守とか下働きの女中さんや丁稚奉公なんかで働いている人が
たくさんいる家での常識で、
それだけ人を雇うって事は言わば、中小企業の社長さんが
家や商売を切り盛りしていて大変だから、
子育てには関与できないほど忙しいし、
それを手伝えない代わりに、子守雇って家庭の事は
奥さんが切り盛りするって事が前提でのハナシなんだって。

これが何故か昨今は
昭和に入り核家族になって、専業主婦が多かったので
男は仕事だけしていればOKな風潮になり、
子育てと家事と家庭の事は女がやれ…となってきたのに
時代が移り変わり不景気になって、
女性も働かないといけなくなったのに、
都合よく「女が家庭を全部やれ」だけが残ってしまって、
共働きなのに育児と家事は全部女の仕事…が
バブル期に女の人のストレスを爆発させちゃって、
「冗談じゃない!全部できるか!」になったのに
男は江戸時代の庄屋でもないくせに、
まだ「女が全部やれ」にしがみついちゃってたみたい。

平成になって、不景気も続き、さすがに世間的にも
「女も外に働きに行っているのに、家事と育児の
全部押し付けられるのって、おかしくない?(´-ω-`)」となって
家事も育児もどっちも両方で協力するべき!という風潮に
なったんだって。

この映画の男性陣には
「子育てを手伝ってやっている」(自分の子供なのに?)
「家事を手伝ってやっている」(自分の家なのに?)
「出産に立ち会ってやっている」(自分の奥さんなのに?)
という、押しつけがましい『やってやっている!精神』が一切ない(*´艸`*)

ちゃんと相手や子供と向き合って、育児にも参戦してて
きちんと向き合っているのが、なんかすごくカワイイ(*´艸`*)
そして、奥さんが女性ではなく母親となって行っている事に嘆きつつも、
子供がいると現実的には女性ではなく母親になってしまう事を
受け入れている。(コレは女性側が気を付けてあげたいトコロだね)

休日の大きな公園で、
白昼ベビーカー&赤ちゃんを抱いた男性のお散歩集団が
あらゆるアイテムを持参して、子育て情報交換しながら、
愚痴り合ってて(*´艸`*)
奥さんには内緒なハナシなんかもあって
ここだけのルールの中でお散歩しているんだけど
彼らの登場シーンには涙が出るほど笑った(*´艸`*)

出産に関しての様々なパターンをリアルに扱った映画なんで
つわりもなく、妊婦なのにどんどんキレイになっていく人もいれば
つわりもひどくて、ニキビや尿漏れや、ヒステリー起こす人もいて
さらには流産してしまう人もいれば、
未婚だけど出産でお互いに結婚を考えるカップルもいる。
不妊治療が上手く行かず養子縁組を考えるカップルもいる。

群像劇なので、登場人物が多いんだけど、ちょびっとずつ
全員知り合いだったり、親子だったりして関係がある。
子供を迎えるって事に色々な選択肢がある事を
すべて肯定しているのがいいよね。

キャメロン・ディアスが高齢出産の妊婦を演じているんだけど
あんまりイメージじゃないものの、体当たりで演じてて
この人やっぱりスゴイスタイルなんだよね・・・足ながっ!!
もうちょっと品がいいといいんだけど…(・_・;)

意外と面白かったけど、子供がいる人の方が
もっと面白く感じたのかもしれないな~と思う映画かな?





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