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映画「スノー・エンジェル」 [▽▲▽映画・ドラマ▲▽▲]


スノー・エンジェル [DVD]

スノー・エンジェル [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD


総合評価:★☆☆☆☆

あかんやん!!!

こういうオチ、何の希望もないやん!解決策を講じないと!
バットエンドだったら、それらしい展開してくんないと!!
タラタラ、タラタラタラ、タラタラタラ、飲酒運転みたいな展開しといて
急にアクセル踏みだして、崖に飛び込んで終わる・・・みたいな映画です。

しかも意外と評価高いのでビックリ。
私はもう二度と見る気ないです。
そして、何がいいたかったのか、どう受け止めるかは
放り投げたままで、自分で考えろ的な…
観た人間に放置と言うのも、この映画の場合、あかん!!!!

多分ね、演出と脚本が煮詰められてないの。
薄いカレーみたいなカンジ?
明日になれば少しは煮詰められているかな?とか、
もう2~3日煮込まないと味薄い。…みたいな内容。

私は好きじゃない映画になっちゃったので、ネタバレします。

            ↓

アメリカの北部の田舎町で、毎日が平穏で何にもないトコロ。
主人公?のアーサーは、高校生でブラスバンド部に所属しつつ
転校生のライラが気になり…中華料理店でバイトしている。

そのアーサーが、ブラスバンドの練習中に近所に銃声が二発響き渡り
緊迫した状態に街中が不安で顔を見渡す。
そこから数週間前の話に戻るのでした。

アーサーの両親は不仲で、別居をし始めるんだけど
大学教授の父親は、イマイチ納得がいかないまま家を出るのです。
アーサーのベビーシッターだったアニーとは
今は中華料理店のバイトとパートという立場にいて
かつては面倒を見てもらってたアニーと
今は同僚として働いているのでした。
アニーは田舎町にしては美人で昔はモテたかもしれないけど
今は一児の母親で、情緒不安定で無職な夫とは別居中。
しかも夫はアニーの家には接近禁止命令が出ていて
週に一度、小さな娘との面会日だけ会う事になる。

アニーは、仲良しで優しい同僚の夫と不倫中で、
親や、夫に子供を預けては、その男とモーテルでシケこんでいる。
田舎町なんで、元カレっぽいんだけど、小さな環境の中では
付き合ったり別れたりがきっとありふれているんだろうなぁと思わせる。

元夫は、お情けで雇われた臨時従業員の職にやっと就いて、
アニーとの復縁を迫りますが、アニーは不倫中だし
情緒不安定で、自傷や自殺やDVを働く元夫には疑心暗鬼中。

高校生のアーサーは、転校生の写真が趣味で積極的な
ライラと少しずつ距離を縮めながら付き合っていくかな~という
恋愛としては駆け引きを楽しんでいる最中。

設定が複雑なので、どうにもこれを飲み込むまでは、
ふんふん、どんな内容なのかしら・・・と油断して見ているのだ。
とりあえず、この高校生の初々しいカップルと
離婚して別居中の不安定な夫婦が話の中心らしい。

そうすると急激にアクセル踏みこまれていき・・・・
アニーの夫は酔って家に押しかけて来て、復縁迫って
号泣したり、不倫相手の男との暴力沙汰で、
アニーは親友に不倫がバレて、職場で皿を投げつけられる始末の
ド修羅場となる訳だ。
当然、アニーは警察に通報して元夫を接近させないように
するんですが・・・・

ある日、アニーが風邪で仕事を休んで、居間で寝込んでいると
小さな娘は外に行きたがっているのを静止して、TVをみせていたら
完全に眠ってしまい、その間に娘がいなくなります。
街中を探し回り、不倫相手やその不倫をされていた親友にまで
助けを求めて、捜索をはじめます。
もちろん、夫かもしれないという事で、地元警察にも通報。

そして、地元唯一の高校では校内放送が響き渡り、
授業を中止して、アニーの娘の捜索協力に全員で取り掛かる事に。
二人一組で、この小さな町でいなくなった、小さな女の子を
捜索するのですから、街中が不安な中探し回ります。

元夫は訳も解らないまま家に連れて来られて拘束。
不倫相手はさらに別の女とシケこんでて、連絡が取れません。
親友は、夫を寝取られていたのに、必死に探してくれて
アニーを勇気づけてくれて、支えてくれるのでした。

アーサーは、友人と二人で森の中で子供を探しながらも
緊張感がなく、フラフラと歩きながらマリファナを吸い、
軽くハイになった状態で、湖畔で手袋を見つけます。
すると、そこには湖に落ちて、水面が凍っている中で
死んでいるアニーの1人娘を発見してしまうのです。

そこからアーサーは、ベビーシッターであり職場の同僚であり
少し初恋もあったであろうアニーにどう接していいか解らず
ふさぎ込んでしまいます。その彼を見て力になりたいと
大学教授の父親が声をかけてきたり・・・・

で、アニーが自分を責めながらふさぎ込んでいる日々を送っている中
空気を読まない元夫は復縁を迫るのですが、不倫相手の男や
アニーに罵倒されて、キレちゃうわけよね・・・・

そう、ここからがもう少し慎重に描かないと台無しになると
思うんだけど・・・・・・・・・・・・・・・

元夫は、アニーの家にガラスを割って侵入して猟銃を持ち込んで
アニーを脅して何故か足をキレイに洗って
(宗教的なカルトな意味があると思われる)
森にアニーを連れて行って、ズドン!
そして、自分も口の中に拳銃差し込んでズドン!

・・・・・・・・・・・で、最初のシーンに戻るという訳ですよ。

結局、この映画、何が言いたかったの?
色々な問題提起とか色々な設定を伏線として出して
この結末はないでしょ?
結局働かず自殺行為を繰り返して、暴力や酒に逃げている元夫は
娘が死んだことで、自分勝手にアニーを殺して自殺。
何の問題解決にもならない道を選んでしまっている。

確かに世の中は不条理で、理不尽で納得のいかない事も多いけど
これだけ登場人物の人生に踏み込んだのだから、
こんな安易な結末じゃ、しょうもないクズ人間の元夫を肯定しちゃうじゃん!
こんなクズ野郎の思い通りな人生を描いちゃダメじゃん!
こんな結末見せられて、どうやって気持ちの整理すんだよ!

そして、高校生のアーサーは家族について考える?
あかん!そんな訳あるかい!!
アーサーは発見者になる為の伏線として出てきた人物?
それにしちゃスポット当て過ぎだろ!

どうしたら良かったのか。
まず、アニーは自分の犯してしまった罪を償う為にも
この街を出て再出発して生き抜いて行く事が償いじゃないの?
この街に残るのだったら、親友の夫と不倫しているクズな自分を捨てて
しっかり働いて、母親の面倒を見ないとけないんだから!

元夫も、街を出て妻とは別の道を選んで、娘の為にも
しっかり働いて、人生を立て直さないといけないでしょ!
酒も暴力も未練も捨てて、おかしな信仰心にすがりつかないで
それこそ、ヒステリックな宗教心があるんなら、出家しろ!
そこで自分の手で裁こうなどと言う高慢な精神が気にいらん!
娘を失った事は、立ち直れなくなる事実だけど
こういうクズ人間には人生を立て直す最後の最後のチャンスだろ!

そもそもキリスト教の中で生きているんなら、
お前らの幼稚性のせいで、娘は死んじゃったんだから
反省しろ!ってな事なのに、反省できないまま無理心中。
意味あるかい!!

これがね、ノンフィクションで本当にあった出来事なら
仕方ないと思うのよね。事実は捻じ曲げられないから。
こういう事件があったのよっていう映画だったら
文句も出ないんだけど、
これはフィクションで、創作物で、誰かが考えたハナシなのだから
キチンと正義は守らないと。
だって現実的には正義は守られないのだから。

こんなクズ人間たちに、自殺なんかで片づけちゃいけないし
そもそもアーサーはこの映画に必要?
ふたつの視点で描くから視点がズレてしまうし、
展開がブレていくんだよ。交差していく人生でもないのに。
いや、娘を発見するコだけど、それだけで良くない?
彼の彼女や家族の問題や、初体験まで描きだして
どうしたかった訳?

うーん・・・タイトルも悪いし・・・
何がスノーエンジェルなんだよ。
天使なんかいないじゃん。

どうにもイマイチ作りが甘いせいで、知名度的にも
スルーされちゃう映画になっているんだよね。
やっぱりヒット作にはそれなりの理由があるんだなと
考えてしまいます(・_・;)








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