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映画『予告犯』 [▽▲▽映画・ドラマ▲▽▲]


映画 「予告犯」 (通常版) [Blu-ray]

映画 「予告犯」 (通常版) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • メディア: Blu-ray


総合評価:★★★☆☆
なんか宮部みゆきさんの「模倣犯」っぽいな~と思ってたし、
題材的には特に珍しくもないし、よくある話っぽいな~と思ってたけど
これ、原作が漫画だったのね・・・
小説っぽいな~と思ったけど、これを漫画で表現したのはスゴイかも。
編集が、この題材をよく許したな~と驚いた。
編集部って保守的なので、小説でこれがヒットしていたら
コミカライズするのは、当然だと思うんだけど
漫画としてこれを描かせるって、担当編集の有能さが見えました。

事件モノとか推理モノって、実はありそうでだけど
漫画というメディアが最初に発信する題材としては
何故か難色を示されると思うの。
何かの付加価値があれば別だよ?ものすごい大御所の作家さんでも
ない限り、知名度のない人に描かせるのを何故か嫌がるんで。

映画としては、うーん…特に目新しさもないし
よくある話だな~と思ったのね。
ネット社会でのヒーロー像が犯人…って展開昨今では別に
珍しくないから。
中国漁船が日本の海上自衛隊の船に激突して来た動画を
流した人が、ヒーロー扱いだったあたりから、展開としては
別段目新しい切り口でもないものになっちゃったでしょ。

でも、私は動画サイト見る習慣もないし、巨大掲示板みたいな
不特定多数の人が好き放題書き込むような玉石混合な世界は
あんまり信じてないので、見ない事にしているの。
あんまり私には関係ないし。

かといってTVの情報がすべてとも思わないし、新聞がすべてとも思わない。
何かのジャンルに関する事って、誰かの意図が入るのは仕方ないので
情報操作は知らないうちにされているのかもしれないけど
あえて、それに乗っかれるほど素直に生きてないもんで(;'∀')
なので、ネットで神様気取り…とか、ネットで大人気…みたいな
モノって、信じれないのだな…。炎上商法みたいなものが
当然としてあるので、それに踊らされるのも滑稽すぎるし(・_・;)
…ネットやってない人からしたら失笑でしょ(・_・;)

私がこの映画、良かったな~と思うのは、最初の選民意識丸出しの
ネット神様の予告して制裁を加える…って展開が、世の中の不平不満を
具体化しているだけなのかな~と思ったら、そこには大きな意図があって
主人公がひとつの目的の為に行った事だと言うのが解って
それがとてもせつなかったの(ノ◇≦。)

でも、デスノートといいこの作品といい、社会的制裁を漫画と言う
フィクションの世界でやりたいという野心というか願望と言うか
正義感と言うか・・・・そういう人が多いって事なのかもね。
世の中は理不尽だし、不公平だし、矛盾だらけだから
その辺に不平不満が世の中全体に蓄積されているのかもしれないな。

そりゃ、私にも不平不満や理不尽に感じる事はあるよ?
日々生きていたら「どうして!?」となったりもするけどね。
でも、他人を不幸に陥れたり、他人に対してハラスメント行為を
行った人って、その瞬間はそうだったとしても、10年単位で
何かしらの制裁が加わっている気がする。

中学校の頃にイジメを行ってた子が、高校に入って
自殺に追い込まれるほどのイジメ対象になってた…とか、
社会人になってから会社でイジメられていた…と言うのも聞きます。
たいてい、加害者側ってイジメてた記憶さえもないので
自分が被害者になると、「何で自分が?」となるらしいけど
因果応報って必ずある。バチは必ず絶対に当たる物なのだな。

人をイジメたり陥れた人が高笑いして生涯を過ごす事は
絶対にないのよね。これだけは言える。笑ってられるのは今だけ。

そりゃ私だって若い頃や子供の頃は、そういうの信じられなかったよ?
高笑いしている人は生涯そうなんだと思って悔しかったし
人を陥れた人はそれを忘れて、のうのうと生きていたり
するんだと思いこんでたので、悔しいし理不尽を感じてたけど
絶対に加害者側になった人間が、制裁を受けずに生きていく事は
ありえないのよね。

どんな形か、いつかは解らないけど、バチって必ず絶対に死んでも
当たるようになっているもんなんだよな~と実感する事が
本当にたくさんあって、古の人たちの言葉って、やっぱり
正しいんだな~としみじみ思うのよね。

でも、その加害者に制裁が加わっている所って被害者には
見る機会もないままって事が多いのも事実なのよね…
だから、こんなふうに直接ネットみたいな安全圏で
制裁を直接加えてくれる人が、いるというのは
解りやすいヒーロー像なのかもしれないね。

そ、昨今ではすべてが「解りやすく」ないといけないから。
想像力とか行間を読むとか、察するという能力は
どんどん衰えているので、泣いている人しか
哀しくないと想うみたいですからね。

最後、罪を償うのではなく自殺で終わったのはちょっといただけないけど
ヒロイズムを示すには、ああいうラストでしか読者は納得しないか・・・
でも、決して気分のいい終わり方ではないものの、役者さんたちの
個性やキャラクターがとっても好感が高くて良かったなあ…
鈴木亮平さんは、どこまでも役者魂があって、カッコいいなぁ(≧▽≦)
顔が好みと言う訳ではないけど、(私は濃い顔が好きなので)
でも、気が付くと彼の作品を追っているし、写真集も買ったし(*´艸`*)

難点は、原作がそうなので仕方ないんだけど・・・・
戸田恵梨香ちゃん、私個人としては彼女は大好きで
とっても上手い女優さんだとは思うんだけど・・・・
この映画の中でも漫画の中でも唯一リアリティがまったくない
キャラクターでした。
そのせいでリアリティがなくなってしまって、いかにもフィクション…
いかにもマンガ…なカンジがしてしまったの。

他に配役として華がある女性キャラクターはいないんで
女性を入れるのは解るんだけど・・・・・
うーん…ありえない感がどうしてもある。
サイバー犯罪課みたいな部署にいる刑事が
かわいくてキレイなお姉ちゃん…ってないと思うので
仕方ないんだけど・・・・
どうしてもここが、「作り物感」というか
安っぽさが出てしまった気がします。

確かにね・・・・他に女のキャラクターいないし
配置しにくいから画面的には、女性がいて欲しいんだけどね。
サイバー犯罪を追う刑事が、エリート美人女性刑事…か…
でも、カワイイし戸田恵梨香ちゃん好きなのでいっか(*´艸`*)


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